分娩後(出産後)脱毛症
分娩後(出産後)脱毛症とは、出産の経験があるご婦人であれば、ほとんどの方に経験がある症状です。
分娩後約3ヶ月程度経過したころ抜け毛が増えたことに気づき、実際に前頭部から頭頂部にかけて一時的に頭髪が薄くなることがあります。
この症状は、妊娠・出産によりエストロゲンという女性ホルモンの分泌量のバランスが変化することによって起きると考えられています。
通常は、出産後半年程度経過すると、頭髪の量が次第に戻りはじめ、元の状態に回復します。
しかし、体質的に薄毛因子を持っている方の場合は、回復がしにくい傾向があるようで、ハゲになった状態が続いてしまうことが多いようです。